メタボリックシンドローム

■メタボリックシンドロームとは?

食生活の欧米化や運動不足を背景に、動脈硬化性疾患(心筋梗塞や脳梗塞など)の患者さんは年々増加しています。最近では、内臓脂肪の蓄積(肥満)があり、トリグリセリド(中性脂肪)、HDLコレステロール、血圧、血糖値などに複数の異常が見られる場合、とくに動脈硬化になりやすいということがわかってきました。
このような状態をメタボリックシンドローム”と呼びます。
メタボリックシンドロームでは、運動療法食事療法によって、内臓脂肪を減少させることが重要です。

■内臓脂肪とは?

内臓脂肪とは?

皮膚のすぐ下についた脂肪を皮下脂肪といい、内臓の周りに付いた脂肪を内臓脂肪といいます。メタボリックシンドロームの原因は、この内臓脂肪の蓄積です。そのため、治療はまず内臓脂肪の減少を目的に行います。

■メタボリックシンドロームの治療

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積が原因になっていますので、治療は「運動療法」「食事療法」による内臓脂肪の減少が中心になります。多くの場合、内臓脂肪が減少すれば、その他の検査値も改善されます。とくに運動療法については、継続することは難しいですが、非常に高い効果が得られます。

運動療法のポイント

運動療法のポイント

  • ・活動性を上げる。
  • ・なるべく車を使わないようにする。
  • ・無理のない程度の運動を行う。
  • ・1日に8000歩以上歩く。
  • ・徒歩は1回に20分以上行う。
  • ・運動は毎日継続する(最低でも週3回)。

食事療法のポイント

食事療法のポイント

  • ・カロリー摂取を控える。
  • ・規則正しく食事をする。
  • ・バランスの良い食事を摂る。
  • ・間食、夜食をやめる。